化繊Tシャツでの登山で、
自分自身が恐ろしい臭いを発していた経験ございますか?
数年前ですが、私もひはあります。
奥さんと一緒に近所の低山での休憩時で感じた恐ろしい臭い…
奥さんに申し訳ないと思っていたことを思い出します
そこから、臭い対策は少しずつ考えていきました…
たまたま臭い対策で気になっていたマキシフレッシュプラス機能を備えたMXP(エムエックスピー)のTシャツを2年前にギフトでいただいたのでレビュー
このTシャツに関して、おおまかにいうと…
・JAXAも巻き込んでの宇宙下着らしい
・私の所持しているタイプは、サイズによりますが下着でも普段着でも大丈夫
・1日着用で臭いに対する効果実感
・マキシフレッシュ→マキシフレッシュ®️プラスへ進化
・さらっとしていて、つや感あるコットンライクな見た目
・襟首まわりがほんの少しやわらかめかなぁ
・サイジングは用途により注意
・サイズにもよりますが、私はジャストサイズなら登山では使わない
という感じです。
それでは、MXP FINE DRY POCKET CREW Tシャツのレビュー
まず
MXPを気になりだしたのは
数年前に普通にTVのニュースでサラリーマンの臭い対策(加齢臭対策)にマキシフレッシュプラスの下着が好評と取り上げられていたのを覚えており、
ブランド名が
MXP
という文字?ロゴ?
はなんとなく、ノースフェイスの直営店で見たことがあったけど、ニュースで取り上げられるぐらい有名(になりつつある?)なんだなと思って気にはなっていました。
MXP?マキシフレッシュ?マキシフレッシュプラス?
の名前をなんとなくノースフェイス製品でも出て来てるな、臭い対策にいいらしいぐらいの知識しかない私もひがこのTシャツを
まず1日仕事で着用すると
確かに臭いに対する消臭性能に驚きました。
→夏日の暑い日にTシャツが汗で濡れて帰っても臭いませんでした。
単純に臭わない機能に「すごいなぁ」と思いましたので、ここでMXPについてもう少し知っておきたいと思い、調べてみました。
ゴールドウィン公式ページによると
「MXP」とは
動きやすさや吸汗速乾性などスポーツウェアとしての機能性と、ベーシックで研ぎ澄まされたデザイン、そして、カラダから発するニオイの原因を中和する素材「マキシフレッシュ®️プラス」をはじめとした先端の消臭テクノロジーを併せ持つブランド。
臭わない、を着るという心地よさが、あなたの暮らしにきっと新しい喜びを生み出してくれます。
~引用:GOLDWIN web siteより~
そして、
「山から、宇宙へ。そして、日常へ」
GOLDWINが登山ウェアの開発のなかで、最後まで課題であった「汗、カラダのにおい」問題のなかで消臭素材の開発に乗り出し、誕生したのが
新素材<マキシフレッシュ>
マキシフレッシュによる3つの特徴
・ODOR FREE
→スポーツや日常生活で気になる汗の臭いに対して、強力なスピード消臭機能
・ANTIBACTERIA
→雑菌の増殖を抑え、臭いの元となる菌の働きを抑制する抗菌機能
・PERMANENCE
→くりかえし洗っても消臭・抗菌機能が続く持続性
この機能で「汗のにおい」をカット
さらに
「加齢臭」もカットすることに成功し、2019年現在も使用されている
<マキシフレッシュ®️プラス>
の誕生!
同時期に宇宙船内服の開発研究を進めていた際に、宇宙飛行士がより国際宇宙ステーションで暮らせるように、追求していた素材(抗菌機能、消臭機能、保温機能、制電性、動作快適性、着心地の良さ)となり、宇宙船内服の素材として<マキシフレッシュ®️プラス>を採用
荷物の軽量化、お風呂問題による臭い対策など登山ウェアの条件と宇宙条件の共通ポイントが多いことから
→宇宙下着の完成
~引用:GOLDWIN web site より~
素材やブランドを調べてみると
山から宇宙へ、という点がシビレますね
それでは、
画像にそって
私個人的な感想、視点を書かせていただきます
早速ですが
襟にタグあり
MXP 刺繍タグ
と英語プリントタグ
サイズはS
着丈:59.5
肩幅:39
身幅:45
袖丈:17
※素人平置実寸採寸ご了承ください
MXP 刺繍タグの裏側に、
「DEODORIZATION TECHNOLOGY」
英語プリントタグにはハサミ切り取りラインあり
MXPにはシリーズがあり
このTシャツはFINE DRY(ファイン ドライ)シリーズとなっています。
FINE DRY シリーズとは?
・ALL YEAR 年中着れる
・LIGHT WEIGHT 軽い
・QUICK DRY 速乾
・HYGROSCOPIC 吸湿
・MICRO FIBER DOFTNESS なめらか
マイクロファイバーによる肌さわりのなめらかさと、ドライタッチ・吸汗速乾による快適な着心地を併せ持つ<MXP FINE DRY>シリーズ。
植物由来の再生セルロース繊維を主な材料としているので吸湿性に富み、さらにMXPの特徴であるマキシフレッシュプラスによる消臭機能も兼ね備えています。
インナーとしてはもちろんアウターとしても、運動時に限らず日常の様々なシーンにフィットします。
英語プリントの部分として
・AMMONIA 99%CUT
・ACETIC ACID 95%CUT
・ISOVALERIC ACID 97%CUT
・NONENAL 90%CUT
つまり
・アンモニア 99%カット…刺激臭
・酢酸 95%カット…酸っぱい臭い
・メチルブタン酸 97%カット…イソ吉草酸、
汗、足、口臭
・ノネナール 90%カット…加齢臭、
油臭く青臭い
に対して効果があるということです。
説明要らなければ、ハサミでカットしてもいいかもしれませんね
また襟とは別に脇内側には製品素材や洗濯対応タグあり
素材をチェック
レーヨン 56%
ポリエステル 28%
指定外繊維(マキシフレッシュ) 9%
ポリウレタン 7%
※素材にちょっと気になる点があるんですよね…
その点は記事後段で…
アークテリクスのシャツ記事で述べたように、個人的にはタグは好きな方ですが、快適性を追求する宇宙下着としたら、襟裏は生地へのプリントでいいのではないかなと思います。
[関連記事]
・アークテリクス スカイラインシャツ
背面をチェック
普通のTシャツですね、リフレクタープリントなど特殊な仕様など無いです
次に正面チェック
左胸(向かって右)に小さい胸ポケットあり
何かを入れるのに適しているというサイズではなく、ほぼデザインですね
強いて言えば、切符入れによさそう、ぐらいでしょうか
ただこの胸ポケデザインは好き嫌いあるかも知れませんが、胸ポチが気になる方(私も)には助かるデザインですね♪
次に
襟首チェック
ちょっと柔らかめかなと思い、襟首しっかりしていますという感じではないです。
使い方次第では若干伸びるかなと思いました。
襟横から袖までの肩ラインや長さは狭く、肩まわりが袖まで影響するピッタリめデザインでインナー向きかなと思いました。
アラフォーおっさん私もひの中学生の時は、ピタT全盛期で古着のヘインズ斜めタグTやチャンピオン バータグTのXS等を着ていたのが懐かしいです。
→いまでは恥ずかしいのと体型のゆるさからピタTは厳しいです
ちなみに、いただいた品でサイズがSでしたのでインナーにはよいのですが、もし私個人(162㎝)が普段着使いも考えた場合はMかLを選択すると思います。
※パタゴニアのナイントレイルズの半袖もMがちょうどよく、少しゆったりと着たい点もありますので…
[関連記事]
・普段着パタゴニア ショートスリーブ ナイントレイルズ シャツ
またラインナップの中にビッグシルエットがあり、普段着メインならコットンが入っていますが、そちらのタイプが気になります。
最後に
生地感をチェック
手を入れていますが透けることなく、程よい厚みがあります。
コットンライクですが表面も毛羽立ち少なく、さらっとした上質感はあります。
きめ細かい感じの表面でストレッチします
強めに引っ張ってもストレッチが対応しますので普段の動作はもちろんアクティブな動きにも問題なく対応致します。
最後に、
<私の個人的な感想>
なめらかな質感などから宇宙下着としてでなく、積極的に普段着にしていけるTシャツだと思います。
特に臭いに関しては、しっかり消臭機能も効果があります。
ただ、「使ってわかった」気になった点としては
・サイズはインナーよりで小さめですので、単体での普段使い、登山での使用を考えるならば大きめがいいのではないかと思いました。
また素材のチェックを書いている際に、気になった点とは、
・レーヨンが含まれている点が気になりました。
もちろん、天下のGOLDWINが登山と宇宙を考えて選んだレーヨンで、コットンより速乾性はありますが、吸水性の高さなどから少し水分を含む感じがしてしまいます。
もしかしたら、個人的な感じだけで、レーヨン×マキシフレッシュ×ポリウレタンの組み合わせはデータ的にインナーに適しているのかもしれません…が、やはりジャストサイズでは水分の含みや乾き具合が気になりました。
※洗濯後の乾燥室での乾き具合もたまに気になる乾き加減がありました。
また寝具としても(ちゃんと毎回洗って)使っていたのですが、2年目には若干臭いが感じることもありました。
※おっさんの私が臭いだけで消臭機能がおいつかなくなったんですかね(笑)
後は
・登山でも使用することを考えたアウトドア仕様であれば、襟首まわりの耐久性が少し弱いかなと思いました。
結果的にサイズと素材の点から、登山には使わなかったのですが、少しゆったりサイズで単体着用であれば、登山にいいかもしれません。
また登山にしろ、キャンプにしろ暖かい時期の1泊2日のテント泊の寝間着 兼 翌日行動着として使用してもよさそうですね
※私はゆったりめのパタゴニアの廃盤メリノ1を寝間着 兼 翌日行動着としています。
吸水、速乾、消臭を行い、ゆったりサイズによる肌と衣類の空間を風が通るので、ジャストサイズでの感じ方とは違い、ゆったりサイズの方が登山に向くのではないでしょうか。
ただ表面の滑らかさをつくりだしている織りの密度を考えると通気性がどうなのかなと思ってしまい、そうなると薄手のナイントレイルズシャツやメリノ1などが個人的な好みかなと思いました。
ゆったりサイズのMXPを手に入れることがあれば、登山で使ってみたいですね
[エムエックスピー] フィットネス シャツ ファインドライ ショートスリーブポケットクルー メンズ ブラック 日本 L (日本サイズL相当)
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インナーとして使われる方は、下記のVネックタイプがいいかもしれないですね
[エムエックスピー] フィットネス シャツ ファインドライ ショートスリーブポケットVネック メンズ ブラック 日本 M (日本サイズM相当)
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