化繊半袖シャツですよ
私もひは
普段着、仕事、登山とあらゆる場面で使えるシンプルな化繊シャツを探しており、
そのなかで避けては通れないシャツのひとつ
だと思い、
半袖、長袖の両方とも購入。
今回は半袖のレビュー
SKYLINE Short Sleeve SHIRT
先ずはざっくりとですが、
<私もひが感じたポイント>
・アークテリクス 独自の素材 Diem™️ がスゴすぎる!
・ライフスタイル仕様シリーズですが山シャツとして問題なく使えるスペック
・ポケットにもうひとつギミックがあれば、さらによい
・スッキリしたデザインですが、私のような着こなせないおっさんが着ると少し作業着的雰囲気が漂う…ような気がする
という感じで記事にしています。
アークテリクス<24>シリーズより
ライフスタイル仕様のSKYLINE SHIRT
(記事を書いている2019年現在)
登場時から数年後、生地やデザイン(分かりやすいのは胸ポケットやボタンの比翼仕立てへの変更)の大幅な変更をした後も、細かい仕様を変更しています。
※24シリーズ
アウトドアで培った機能性生地やデザインをライフスタイルでも抵抗ないデザインや質感でラインナップされており、2019年現在スカイラインシャツも24シリーズでラインナップされています。
さて、
2010年頃でしょうか
初期のスカイラインシャツは左胸のポケットはジップタイプで
生地はInvigor LT™️ ポリエステル100% UPF35+
ボタンも隠しタイプでなく 襟も袋縫いでなかったり
脇はガゼット仕様でアークテリクスにとってはベースとなるクライミングを意識した仕様も残し、
従来のチェックやダブルポケットの大きめな山シャツのイメージを
機能的でトリムフィット(少しタイト)でシンプル、…月並みな言葉でいえば、
“お洒落な山シャツ”
に変えたような印象があります。
途中デザイン変更により、ポケットが隠しフラップ仕様でさらに洗練されたシャツとなりました。
アークテリクス直営店の店員さんとお話しさせていただいた際に、登山ではなくライフスタイル用とのことでしたが、個人的にはシャツの特徴をわかっていれば低山なら問題なく使えると思います。
そして、スカイラインの初期ジップポケットのデザインもAdventus comp(2019年現在廃盤中)が引き継ぎ、脇下にPhasic™️SLパネルを配し、よりアクティブ仕様にしたりとシャツ好きには普段にも使える山シャツの選択肢が増え、さらに少し似たデザインのHoudini Waft shirt(2019年現在廃盤中)も出てきたり、個人的には数年前からいまも静かな山シャツブームです。
Houdini waft shirtや2018年に購入したスカイラインの長袖も記事にしようと思っていますが、
とりあえずは SKYLINE SS (Short Sleeve ) SHIRT のレビュー
※ちなみに私所持のこちらは細かい変更前のモデルですので、2019年現行モデルと若干違います。
生地(素材)はDiem™️で2019年現行モデルと同じで、吸水性、速乾性は勿論で、ストレッチもきき、質感もサラッと滑らかで高級感あります。
またUPFレーティングにより紫外線をカット。
年代時期によりUPF45+や50+になっています。
画像をチェックしながら、細かい点もご紹介させていただきます。
先ずは
全体正面
非常にシンプルで普段着に適していますね
左胸のフラップポケットとフロントボタン比翼仕立てというデザインのこだわりも感じられ、またトリムフィットなのですっきりしています。
背面もスッキリしています、バードロゴがあります。小さいですが、バードロゴの存在感あります
次に
高校時代ヴィンテージ古着に嵌まった私もひが注目した点は、
袋縫い襟(笑)、勿論襟芯なし(笑)、テンションあがりますね
美しさと強度もある仕様で手間がかかっていることがわかり、アークテリクスのウェアやギアに対するこだわりが見えますね
襟は袋縫いですよ
また襟は登山、ハイキング、公園おでかけでも首回りの日除けや寒さ対策などに対応できる点
オススメです!
私のスカイラインシャツは(2016年モデルだったかな?)現行モデルと違い、フロントボタントップは比翼仕立てではありません。
昨年2018年に購入したスカイラインシャツ(長袖モデル)はトップも比翼仕立てですよ
好みがわかれますね
私はトップのボタンが見えた方が好きかな
スカイラインシャツの長袖タイプは、使える期間も長くさらにオススメですよ
ARC`TERYX(アークテリクス) スカイライン LS シャツ メンズ Skyline LS Shirt Mens Odyssea M
<リンク先:Amazon>
肩の切り替え部
patagoniaでもよく見る位置をずらした縫い目により、ザックの下でも干渉を少なくし快適な効果と同じ意図でしょうか
次に
胸の縫い目のライン
初期モデルにはなかったこの位置のライン
強度なのか動きやすさのためなのか、デザインなのかはわかりませんが、
アラフォーおっさんの私もひが着用すると、
このラインが作業服っぽく感じてしまいます。
…着こなせない&ワーク感を出してしまうアラフォーおっさんの私もひに原因があるんですが…
次にポケット
ポケットのデザインはフラップ付きでかなり好きです。 ポケットも貼り付けではなく
分かりにくいですが、丸ロゴの中に<24>の刻印あり
24ロゴも主張し過ぎず良いですね
小さすぎることもなく、胸ポケットとしての役割では、問題ないサイズだと思います。
山用と比較すれば少し小さいかもしれません。
しかし、
ストレッチもあり、さらっとした質感の生地のため、ポケットの中に入れるモノによっては前屈みになった際にフラップがあっても滑り落ちてしまうことがあります。
例として、車の鍵を胸ポケットに入れたまま、ほどけた靴紐を直そうとすると、スルッとポケットから車の鍵がポケットから滑り落ちてしまうことがありました。
フラップはそのまま採用して、隠れた入り口にジップがあれば、普段使いも登山でも安心感があるかなと思います。
※事実、フーディニのワフトシャツの胸ジップポケットは普段でも登山でも、かなり使い勝手がよいので。
袖後ろ部分に縫い合わせあり
フロントトップボタンのみ出してあり(2019年現在のモデルはトップも隠れています)、後は比翼仕立て…ですが、使用を重ねるとボタンのシルエットが出てきてます
スナップボタン、渋い色でしっかりボタンも効き、普段でも山でもスナップボタンシャツは使用が楽で個人的には好みです
ただし、
理由として
・パーツの銀色がピカピカし過ぎて、ちょっと高級感というよりチャラい印象(私が所持しているblackカラーとの組み合わせが)に見える。
・ボタンの厚みや大きさなどがライフスタイルよりになってしまい、生地との相性などから生地との強度面に不安を感じる。
などです。
最初に書いていた細かい仕様変更とはボタン関係です。
細かい仕様変更前でも、スナップボタンは少し固めではあり比翼仕立てでもあるため、生地と一緒にボタンも縫い込み部から破損するのではないかなぁという不安は感じていたのではありますが、さらに銀色パーツに変わり不安が増しました。
銀色ボタンに変わる前のボタン、渋めで厚みも程々で目立ちにくいですが、ボタン外す際の固さはあります。
ボタン以外では目立つ仕様変更はありませんので、他の部分もチェック
背面にさりげなくバードロゴ
刺繍ではなくラバープリントで少し浮き上がっています。
初期のジップポケットタイプとは違い、脇より背面よりにパターンがあります。ここも動きやすさは考えながらもライフスタイル仕様のため、当初のクライミング意識した脇ガゼット仕様からは変更したのかなと思います。
それでもこちらの生地が適度にストレッチするのでクライミングとは言いませんがハイキングシャツとしては十分対応出来ます。
またトリムフィットで少し身体のラインにそった緩やかなシェイプも感じらて非常に綺麗なシルエットになります。
裏側もシンプルで襟付近のサイズ表記などはプリントです。
ここで首元のパイピングのカラー組み合わせにアークテリクスの遊び心が感じられ、見えにくい部分なんですが、お洒落な感じがします。
最近は襟元タグはほとんどプリントになってしまいましたね
快適さでは勿論布タグよりプリントがよいのですが、ヴィンテージ古着好きとしては年代で違う布タグの楽しみが無くなり、少し寂しくも感じます。
内側脇に縫い付けタグあります。
アメアスポーツ代理店名入りタグで素材と洗濯表記です。サイズ表記はございませんので、襟のプリントタグのみでの確認になります。
100%ポリエステルでポリウレタン表記なしで、ストレッチさせているのかな
とにかく、アークテリクス独自の生地Diem™️ポリエステルと生地配置によるメカニカルストレッチはすごいですね、
バインバイン伸びるわけではないですが、十分です、織り方かなぁ
さらに
Diem™️ポリエステルは防止シワ加工もあり素材がその名の通りポリエステルなので、生地がシワになりにくく、常にしっかり整った状態のため普段着、旅行は勿論ですが、下山後の街での行動も溶け込みやすく1着持っていて損はないと思います。
重量ですが、Sサイズ実測158g
着丈:70.5cm
身幅:50.5cm
肩幅:46cm
袖丈:23cm
※素人平置実測採寸ご了承ください。
先程少し書きました生地のストレッチ
勿論化繊ですが、見た目もキメ細かい上質な生地感で普段着でも違和感なく着用出来ると思います。
適度な伸びがあり、普段着では十分な機能で私個人としては満足しています。
もしこれでポリウレタンのような生地劣化スピードがなければ、本当にすごい!そして、生地の厚みなんですが、手に取っても着用しても透け感なく結構厚みを感じるのですが、
生地を透してみると、照明器具の明るさから生地の薄さというか通気機能がはっきりわかります。
目の前で確認しているのに、実物の生地の厚みや質感から、この透け感が出せることが本当に不思議です。
ちなみに
30℃近い夏日に
ナイントレイルズショートスリーブシャツ(2019年現在キャプリーン クール トレイルにモデルチェンジ)+スカイラインシャツに
KS 30 Packsを背負って15分位の歩き通勤でナイントレイルズは画像のように濡れていますが、
スカイラインシャツは
よく見ると背中にあまり目立ない位のうっすらした汗染みができたぐらいで、サイジングもあるかもしれませんが、密着した背中でもこの程度の濡れでしたので、生地の機能性に本当に驚きました。
※因みに今回は濡れチェックのため、クレーターメッシュは着用せず。
[関連記事]
<クレーターメッシュ追加バージョン>
後日、クレーターメッシュ+ナイントレイルズシャツ+スカイラインシャツで同じように15分の歩き通勤しましたところ…
クレーターメッシュ内部で汗を止めて
表面はほんのしっとり程度で濡れていません
ショルダーハーネスが密着したところだけ
うっすらと汗染みありましたが、
本当に、うっすらでした。
勿論スカイラインシャツには濡れはありませんでした。
クレーターメッシュのVネックも登場しましたね
<リンク先:楽天>
最後に
162㎝ 60kg未満の小さいおっさんの着用画像
パンツはオーバーサイズのフミアトを着用しています
ARCTERX SKYLINE SHIRT Sサイズ 色Rojo
アクシーズクイン フミアト Mサイズ 色鉄紺
ストレスなく着用、上下リラックスサイズで楽ですね
ただタドルタドルの墨色やフミアトの墨色もあるんですが、オレンジ×黒がジャイアンツカラーになるかもという不安から、いまのところ黒系パンツを合わせる勇気はありません。
因みにうちの奥さん曰く、
「ドラゴンボールの悟空の服やな」
とのことでした。(色が、ですね(笑))
小さいアラフォーおっさんが着るとそんな感じらしいのですが、お洒落な方はうまく着こなせると思いますので、幅広く使えるスカイラインシャツ、おすすめですよ
KS 30 Packsでの通勤スタイル
サイズ的にはXSの方がスッキリ着用出来るかもしれませんが、田舎のためアークテリクス取扱店など勿論ないのでSサイズを選びました。
少し大きめの方が風(空気)の流れをシャツの中に取り込み涼しいので、不満はないです。
いまのところ虫、紫外線対策のため登山では半袖はあまり着用しないんですが…、通勤時では快適に着用出来ていますよ。
サイズは違いますが、同じカラーが楽天にありました!
こちらのショップは渋いカラーでの着用画像もあり、イメージしやすいですよ
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