2019年2月17日日曜日

【当選レビュー】結ばないゆるまない靴ひも~SPLC~

こちらのギアはご存知でしょうか?

SPLC


靴紐の革命が起こるかもしれないギアですよ♪

またOUTDOOR GEARZINE様によるキャンペーンに当選させていただきました。

本当にありがとうございます。
※blog書いていてよかったと改めて思いました。
前回は クレーターメッシュでした!



今回は




SPLC SHOP(ニフコ)様  × OUTDOOR GEARZINE様

によるモニターキャンペーンでの当選でした。


OUTDOOR GEARZINE様によるモニターキャンペーンの記事はコチラ
                   <リンク先:outdoor gearzine web site >


さて(ニフコ)とございます
そうです、ギアパーツやmyog好きな方にはご存知

ニフコさんですよ
                                    <リンク先:ニフコ web site>


特にニフコバックル siteがアウトドアギアmyog好きな方には堪らないかもです
                      <リンク先:ニフコバックル web site>

※バックルLABOページの開発秘話などコンパクトにまともてありますが、想いや熱意が伝わり読んでいて面白いですよ♪



ニフコバックルサイトにもあるように、トレランシューズ向けの靴紐を新開発なさったのが今回レビューさせていただく


 結ばないゆるまない靴ひも【SPLC】

web site
https://www.splc.jp/

#SPLC

でございます‼


OUTDOOR GEARZINE 様のSPLCレビューページで詳しく紹介されています(かなり詳しいレビューで読んでいてSPLC欲しくなります)ので、私もひはまた違う視点でレビューさせていただきます。


それではレビューを


クライミングの流れからアプローチシューズを好
む私もひの所持品に対応するのか、また使い心地はどうなのか、をチェック

私もひの所持しているアプローチシューズ
※一部相当使い込んでいるシューズございますので、見苦しい点ご了承下さいませ。

①・スポルティバ ボルダーX MID
②・スポルティバ トラバースX4 Low (TX4
)
③・スポルティバ ボルダーX Low


①ボルダーX MID

②TX4

③ボルダーX Low

先ずはSPLC本体をチェック

コンパクト

パッケージ裏側

パーツ、紐、説明書

わかりやすく読みやすいですよ

ゆるまない紐

このパーツが気になりました

丸径2mm


それでは
SPLC × アプローチシューズ
でチェック

①・ボルダーX MID
ボルダーX 特有のシューレスホールド構造のため多分SPLCでの長さが対応してないだろうとは思いましたが、 装着してみました。

※普通のミッドサイズのアプローチシューズだと大丈夫だと思いますがお持ちのアプローチや登山靴の紐の長さをチェックなさったほうがよいと思います。
SPLCでも調整幅を見ますので‥‥。
(調整幅については下記TX4レビューで説明)

SPLC1400mm
ボルダーX MID 2000mm

踵から通す独特の構造

勿論足りない

ですが、パーツでロック可

SPLC
と 
ノーマル紐にはエバニューパーツ

スライダーロックパーツで


かなり足りませんね(^^;
しかし、そこは“ゆるまない靴紐”と銘打ってるだけあり、ロックされているので問題なく歩けます‼
長さが足りないため、詳しい実証出来ませんが片方のみSPLCを装着して、近場のモール&モール内階段の昇降(全行程1㎞)でチェック。


モール歩いてきました

階段でもチェック



①<SPLC × ボルダーX MID>レビュー
街中での歩きやすさなど問題ないですが、SPLCは固定する圧力(甲の圧迫感)が強いことがわかりました。

ここで(日本語での)表現の難しさが出てくるのですが、

スポルティバのボルダーX MIDやLowでも箇所は違えど公式ホームページで出てくるホールド感という言葉と
SPLCの公式ホームページのFAQで出てくるホールド感という

言葉の意味は、近いようで履いた方が感じるホールド感とは違うかもしれません。

・SPLCは伸縮性のないホールド感➡がっちり固定
・丸紐でのボルダーX特有のシューレス構造によるホールド感➡紐の伸縮も考慮した包み込む固定

ボルダーXは踵から

シューレスの穴代わりも

独特のしくみ


SPLCの紐でも長ささえ問題なければシューレス構造対応しますが、太めの丸紐の表面積かつ体積によるヒール部位までのホールド感とは違い、細く硬い線が食い込んでいき、紐でホールドというよりはピアノ線で靴の一部のみ食い込みながら締められた感じがしました。



★SPLC × ボルダーX MIDとの相性
紐の長さが足りないため、正確なことは言えませんが、ボルダーX MIDのシューレス構造が特殊なので使えなくはないと思いますがあまり良いとはいえないかもしれません。
ただ、MIDカットの着脱の容易さは想像出来るのでその点が魅力的です。


スルッと抜けます


➡特殊なシューズやハイカットブーツまで購入範囲を想定いただけるようであれば、例えば3000mm以上の長さの紐のみ販売などがあれば、ブーツ対応(片足)や2本取り(ローカット)可能など出来るかなと思いました。



次に
②・スポルティバ トラバースX4 Low (TX4
)
ボルダーXとは違うシューレス構造でスポルティバのクライミングシューズ、ミトスの構造を採用。紐の太さはボルダーXと同じで、紐の長さは約1400mmですので、SPLCと同じ長さで完全に装着対応可能です。

ミトスの構造

紐の長さ一緒です。


街中(両方SPLCや片方ノーマル靴紐、もう片方SPLC)、(田舎の)急勾配アップダウン舗装道路、ショートトレイルなど試してみました。


②<SPLC × スポルティバ TX4 Low>のレビュー
数日いろいろなパターンを試してみました。

そこで分かった点
・装着編
➡兎に角、装着は簡単です。あまりストレスなく出来ます。ただし、注意点として、先ずはエンドパーツの場所決めは簡単に決めない方がいいと思います。
パーツの飛び出し具合は締め&ゆるめ具合で結構変わります。

結び玉の位置をいろいろチェック


また1度決めて切ってしまうと短くはできますが、当然ながら長くは出来ません。

どういうことかというと、エンドパーツまでスライダーをゆるめて一番脱ぎやすいように設定する点を考慮しなければならないということです。
※ちなみに紐を切らずに締めあげて紐の長さが気にならないシューズや気にならない方には当てはまりません。

見た目と機能性のバランスに拘る方は、締めあげてこの長さならスライダー解除でこの脱ぎやすさ(かつ履きやすさ)の履き口の広さをチェックする必要がありますので、最初はエンドパーツは取り付けず結び玉で歩いてみての調整をした方がいいかもしれません。

自宅近辺など歩いて(もしくは走って)調整幅が決まってからエンドパーツをつけたほうが個人的にいいと思います。

理由として、後段(パーツ比較)にも書きますが、スライダーで“サッ”と締めても足首しか締まらないからです。足首に近い甲はゆるいです。
そのあたりも計算に入れるため、やはり1度歩いて再度締めあげた場合のエンドパーツの位置も確かめた方がいいと思います。

グッと引っ張り‥

締めます!

足首から2~3ホール分あたりが締まっていません


大体同じ位置かわ締まっていません


・脱ぎやすさ履きやすさの点
➡かなりいいと思います。
スライダーの締めあげての連動はあまりなく、再度持ち上げたりして締めなければなりませんが、持ち上げたりの動作はスムーズです。
特にスライダー解除してからのゆるみは連動しますので、脱ぐのは楽にできます。

また脱ぎやすさ履きやすさがよいので、履く際にシューズの踵を傷めにくいのが良いと思いました。


ガッツリあけて、履けます!
※エンドパーツの位置次第


・パーツの動き
➡スムーズに動きますが、エンドパーツを前の紐にひっ掛けたままではスライダーの解除や締めは動きにくいです。

フリースミトン手袋でも問題なく使えます‼
簡単に出来ます



・約10日間使用して気づいた点

【街中】
まず両方ともSPLCを装着して通勤(片道1.4km)で使用。
SPLCの紐の特性でゆるまない素材でもあるため、足の付け根より指1~2本分の甲部分(以後、甲Aとします)に特に圧迫を感じます。
強く締めたら甲全体に、ゆるく締めても甲Aに痛くはないですが意識してしまうアタリはあります。

少し歩いて、いろいろな調整をしてみましたが、甲Aのアタリはあります。


エンドパーツあたりがある箇所が甲A部分

街中舗装道路


両足どちらもアタリは感じますが、左側が右より強く感じましたので、左側のみ紐をスポルティバノーマルに変えて、片道1.4km歩きました。
➡結果:左側のみアタリはなかったです。
※勿論脱ぎ履きはノーマルの紐なので億劫ではあります。

左側をノーマル紐にしてアタリのチェック!


【急勾配】
両方SPLCで田舎の急勾配の舗装道路や少し荒れた道を歩いてゆるみのチェックを確かめてみました。

坂道

公園の斜面

軽く走ったり登り降りのチェック

公園の斜面でも登り降りチェック



➡ゆるみはないですが、個人の好みで登り(下りも)の締めやゆるめ具合を都度決めて圧力のチェックをした方がいいかもしれません。
この点は紐の伸縮性がないため締め付け固定の度合いが甲に圧力(圧迫)が影響するため、圧の強度チェックは気になる方は必要だと思います。

その調整はスライダー移動と少しの紐チェックなので簡単に出来ます。
※ある種岩場等でクライミングシューズのようにしっかり固定した状態でトライ出来るテクニカルな場面では簡単に調整出来るのは精神的にも安心出来て、また安全でいいかもしれません。


【ショートトレイル】
砂岩まじりの海岸近くのアップダウンあるショートトレイルを両方SPLCで歩いてみました。

海岸沿いのショートトレイル

エンドパーツの遊び(ブラブラ)の押さえを2つの紐にかけず、1つにかけてみました。

SPLC固定
&
TX4のメガグリップ+インパクトブレーキシステム
砂岩でも安心して足置き出来ました‼

岸壁でも滑りません、ぐねりません



➡非常によかったです!
【街中】、【急勾配】などアタリも気になる点がありましたが、舗装道路より足さばきを意識するようなトレイルで良かったと思えたのは

多分、アップダウンで凸凹の道では、爪先側(フォアフット着地)を自然に行い、SPLCで甲Aが固定されており、スムーズに登り下りに対応出来たのか(素人の浅知恵で全くわかりませんが、そうなのかな)ど思いました。つまり舗装道路では自然に近いトレイルより歩幅も大きく、踵着地よりで歩いているため伸縮性のないSPLCでは甲Aにアタリを感じやすかったのかもしれません。
トレイルランニングをしていない私にはランでのSPLCの伸縮性のないアタリが検証出来ないので他のモニターさんが使用感想を述べていただけると思います。
もしトレイルランニングを私が始めたら、追記します!



☆SPLC × スポルティバ TX4 Lowとの相性
➡紐の長さはTX4の紐と同じで問題なく使用出来ます。
見た目の好き嫌いはあるかもしれませんが、今回SPLCブラックの紐パーツで装着したところ、奥さん曰く、「スッキリしていていいんじゃない」とのことです。
個人的には数年前(2013年ぐらい)のスポルティバ ハイパーMIDっぽく感じた(全然違うのですが一瞬感じたイメージです)のは気のせいでしょうか?

やっぱりあのオレンジだよ!という方もあるかとは思いますが(勿論スポルティバ好きとしては、かっこいいです)、個人的にはSPLCブラックの組み合わせは好きです。

SPLC or ノーマル紐



まだエンドパーツ調整前の時


上記したフラットな舗装道路での踵着地に近いの歩き方ではSPLCは甲Aにアタリを感じますが、スポルティバノーマルの丸紐ではアタリは感じにくいです。
ただし、脱ぎ履きが頻繁な場合はSPLCがかなり楽ですし、履き口の踵は傷めにくいです。


またテント泊でも脱ぎ履きが楽なため、サンダルを持っていかないパターンも考えられるし、キャンプでもテント内行き来の脱ぎ履きが楽になります。


➡そのため、日本の登山でフラットな舗装路をあまり歩かないのであればSPLC × TX4はいいと思います。まだ低山では使っていないので使った際に
追記致します。

私もひはいまのところはずっとSPLC × TX4で履いていこうと思います。※TX4の革が馴染んだらまた感覚(さらによくなる?)も変わるかもしれませんので‥

相性としては
10段階で7だと思います。



③・スポルティバ ボルダーX Lowについて
紐の長さが1600mmのため、MIDの件もあり検証せず。長い紐がラインナップされて機会があれば検証するかもしれません。


<要望>
私もひがアプローチシューズに使ってみたなかでの要望
・紐に若干の伸縮性があればかなり良い(甲Aのアタリが和らぐ)
➡締め上げたら伸びないように固定できるぐらいの微妙な伸縮性ある紐をトレイルランニング以外の普段使いやアプローチシューズ向けにラインナップ。締め上げて固定出来る紐であればテクニカルな場面で役立ち、平坦なトレイルや普段使いでは若干の伸縮性だけで甲のアタリが和らぎそう。


・1400mm以上の長さのラインナップ、上記したように2本取りも可能な長さでミッドからハイも対応。


私もひがアプローチシューズに使ってみた際にあったらいいなと感じたことでございました。



番外編:別パーツとの比較

※元々私個人的にエバニューのパーツをつけていたので、SPLCとの比較をさせていただきます。
エバニューパーツ

シンプルですが良くできています

常にボルダーX MIDにかけています

エバニューのパーツの仕様特徴
・靴そのもののオリジナルの紐を利用
・靴紐を結んでいるように見える
・ゆるませるのは片手で可能
・締める(結ぶ)のは両手


エバニュー(EVERNEW) くつひもストッパー EBY020 ワイン(110)

<リンク先:Amazon>



➡SPLCとの比較
【取り付け】
・SPLCは長さ1400mmと決まっていますが、細いため長さにおさまる靴ならば殆どのホールに対応できると思います。

・エバニューは紐の太さによっては、穴に通らないかもしれませんし、取り付けにくい場合もあります(特にセンターの穴に)。また紐とパーツの摩擦を利用するため細すぎても対応できないと思います。

【締める仕様】
・SPLCはゆるみません。片手で出来なくもないかもしれませんが、両手(片方エンドパーツ、もう片方スライダー)が楽です。

・エバニューはしっかり締まりますが、ゆるまないとはいえないと思います。パーツの穴に通る紐の太さ次第だと思います。
両手でサイドに開くかたちで締めます。
※ちなみに今回のスポルティバのアプローチシューズ3点は全て同じ太さの丸紐でしっかり対応出来ていました。


【ゆるめる仕様】
・SPLC スライダーを解除するだけの簡単片手操作(但し、エンドパーツが踊らないようにエンドパーツを紐にかけている場合は1度外してからの作業が必要になります)

・エバニュー 片手操作でパーツを親指と中指もしくは人差し指で挟みこんで、パーツをたゆませての解除。仕組みが分かれば簡単。


【調整】
どちらも簡単に出来ますが、SPLCは紐の伸縮性がない点と径が細い紐のため滑りがよく、微妙な位置決め(締め具合)に少し時間がかかる。
因みにどちらも同じ感覚でギュっと締めあげたら、足首のみ締まります。
どちらも足首から下2~3シューホール分たゆんでます。
ですので1回で締めただけの状態で、気にしなければ街歩きなら使えますが、

登山では歩く地帯によっては、しっかり締めたほうがいいので、どちらのパーツもたゆみ部位を調整しなおす必要があります。



【歩き比べ】
➡ボルダーX MIDでは紐の長さの関係から歩いたデータは参考にならないため、TX4で歩いた点を参考に。

エバニューではノーマル紐利用でき、微妙な伸縮性が紐にあるため、しっかりと固定しながらも甲アタリはやわらかく快適ではあります。
ただし、普段使いの脱ぎ履きの動作はSPLCがかなり楽です。片足立ちでも靴紐を簡単に結べます。

登山ではボルダーX Low or MIDばかりで、まだTX4は慣らしの段階のため、使っていませんがいずれ使ったら追記します。 脱ぎ履きの頻度がないことと靴と紐とパーツ全ての相性を考えるとエバニュープラパーツかとは思いますが、使ってみないとわからない点多々あると思いますので、いずれ追記致します。


長文、駄文失礼致しました。




因みにAmazonでもSPLC販売なさっていますが、2019年2月現在、SPLC公式ホームページで登録すると送料無料ですよ♪

※Amazonレビューも高評価ですね♪(2019年3月現在)
私もTX4は普段使いでもSPLCつけたままで使用しています。

またレビューに4歳の子供さんの靴に取り付けなさっていて、子供さんも簡単に操作出来ると記載ございました。 まさに子育てギア!
さらに紐1本の長さ(半分に切って)で1足分対応出来たそうで、もう1つは予備になさったとありますので、小さい子供さんの靴に使用するときは元の紐の長さの計測は大事ですね♪
<参照:Amazonレビュー>




[SPLC] 結ばないゆるまない靴ひも (ブラック) すばやくロック&解除 丈夫なひも


<リンク先:Amazon>



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