私はいわゆる寝袋(シュラフ)というマミー型タイプ、キルト型タイプを所持しています。
また寝袋には中綿がダウンか化学繊維(以後、化繊)の素材の違いがございます。
2018年5月現在の所持している寝袋
・マミー型(ダウン)×1
・キルト型(ダウン)×1、(化繊)×2
※マミー型とは現在寝袋の主流型で身体全体を包むミノムシスタイルで顔だけ出しているタイプです。
※キルト型とは、マミー型の寝袋の背中部分とフードを無くし、軽量化に特化したタイプの寝袋と考えてください。さらにブランケット仕様にもなります。
※ダウンと化繊は一般的には同質量では保温力と圧縮率はダウンが有利、水濡れに強いのが化繊という能力の違いがあります。
今回は私が所持しているなかで、キャンプ、登山だけでなく、子育てギアとしても対応能力が高いキルト型の化繊のTop Quiltというギアを御紹介させていただきます
ウルトラライトギア取扱店
「ハイカーズデポ」オリジナル商品
Highland designs
TOP QUILTトップキルト(旧タイプ 2nd Edition)
中綿:プリマロフト スポーツ(現在の名称プリマロフト シルバー)
公称限界6℃~ 適温12℃ 〈参照 ハイカーズデポ〉
収納サイズ実寸値
収納スタッフサックが楕円形のため
・円直径短13cm
・円直径長15cm
・長さ35cm→圧縮して17cm位までなります
トップキルト スタッフサック
現在アップデートされており、2018年5月現在の現行商品カラーはレッドでございます。
私は旧タイプのブルーを所持。
→2019年はさらにアップデートし4th Editionとして、シルバーグレーで登場
<リンク先>ハイカーズデポ
まず何故に化繊のキルト型を購入したのか?
答えは私のblog最初の記事にあるように、ウルトラライトギアの特徴であるギアひとつで何通りもの使い方が出来るという点でございます‼
また化繊のメリットである濡れに強い点と化繊で実現させた軽さ(保温力に対して500g以内に抑えた重量)は購入に至る大事な要素です。
一石◎鳥の応用力あるTop Quilt
メリット
①単体使用
サマーシーズンの夏山、キャンプでの単体使用。さらに保温着(化繊ジャケットorダウンジャケット)をプラスすることによりサマーシーズン前後も対応可能。
※高温多湿の日本のアウトドアにおいて、特に梅雨時期や雨でも積極的に使えます!ダウンの場合、濡れたら縮んでしまい保温力がほぼなくなってしまい危険です。
トップキルト表面
フードレス
トップキルト裏面
背中部分がございません。
首裏にスナップボタン
コードで絞れます
もちろん、マットは大切でインフレータブルマットもしくはULマットで大丈夫です。
②シュラフカバー&保温力アップ
ダウンシュラフを使われている方は雨やテント内結露での濡れ対策防止に使われているシュラフカバーがありますが、私は持っていません。代わりになるような品(ビバノラック風タイベック)をMYOGしたぐらいです。
シュラフカバー単体はペラペラの薄い品ですが、トップキルトはある程度肉厚の品でございます。この化繊の厚さが重要で結露に関していえばシュラフカバーより安心して使えます。
ペラペラの薄いカバーではカバー内側が結露しやすく、カバーをしていても中のシュラフに影響しやすい状況ですが、
トップキルトの厚さ&化繊の特徴から、化繊の壁がじんわり結露スピードを抑え、中のシュラフに影響する前に化繊の壁の繊維が結露をやわらげていくのです。
※私がはじめてのフロアレスシェルター泊での結露対策が甘かった際にシェルター内の他のギアは大結露しましたが、このトップキルトでカバーしたダウンシュラフは結露の影響受けずに安眠出来ました‼トップキルトの表面はしっとりしていて沢山の水の玉がコロコロしていました。(NANO撥水加工生地の強さ実感)
さらに保温力もアップします!
モンベルのダウン♯2クラス(旧タイプ:ウルトラライトダウンハガー2)ならトップキルトをシュラフカバーとして使うと寒さに弱い私でも-5℃は対応出来ます。この組合せで0℃より低くても寒さを感じませんでした。
モンベル(mont-bell) 寝袋 アルパイン ダウンハガー800#2 [最低使用温度-6度] サンフラワー 1121301-SUF
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モンベルダウン♯2にトップキルトを!
背中部分
寝たら潰れて保温力が無くなる部分をトップキルトは大幅なカットして軽量化
フードの部分はカバー出来ない
肩までしっかり包みます
2020年1月 冬のソロキャンプ泊でULダウンキルトと組み合わせて使用しました!
[関連記事]
・冬のソロ泊!ケシュア リビングスペースシェルター編(デカトロン)
※リビングスペースシェルター、クフタイベックでもトップキルトは試せたので
次のシェルターはLanshan2(ランシャン2)でトップキルトの使い心地を試したいです!
おでかけの場所に寄ってシェルターを使い分けていて、Lanshan2はタープ使いも出来るため、オススメですよ♪
[関連記事]
いろいろな
張り方を楽しめますよ、それでいて軽量コンパクト!
娘も気に入っています
3FULGEAR青い山2(ポールレステント)テント 2人用 アウトドア 二重層 超軽量 防風防水 PU5000/6000 登山用テント (カーキ)
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いずれLanshan2での泊まりでトップキルトを試せたら追記致します。
③自宅での簡易掛けブランケット
私たち家族は3人川の字で床マットで寝ているのですが、冬の時期に1歳すぎた息子の寝相やパワーで、特に私の奥さんの寝ている場所や掛け布団が奪われたりしていて奥さんが寝むれなかったとあり、枕元にトップキルトを置いて、いざ掛け布団を奪われて寒い状況の時にトップキルトを使った際、かなり助かったと言っていたので、子育てギアの実績があります。
また奥さんいわく、じんわり温かいというようにプリマロフトの能力も実感したみたいです。
※自分以外の人が使ってみて良かったといわれた時、自己満足ではありますが嬉しいですね♪
スナップボタンを外せばブランケットに!
フットボックスはそのまま
④扱いが楽
ダウンシュラフの場合は洗濯にかなり気を遣いますが、化繊はあまり気にせずに洗えるのが楽で使用頻度もあがります!
※幼児がキャンプで汚しても気軽に洗えますね♪
実際にはじめて洗う時にハイカーズデポにトップキルトの洗濯についてメールで問い合わせたところ、洗濯ネットに入れて柔軟剤は使わずに通常の洗剤で普通に洗濯機で洗って大丈夫だとオーナーの土屋さんからメールをいただきました。
⑤少し大きめの収納スタッフサックが秀逸
少し大きめなので収納が楽&化繊を傷めにくい、かつ圧縮余裕がまだある点がパッキングの際にボトムにフレキシブルにおさまりやすい‼
背中部分を横に
2つ折に
あとはクルクル軽く巻いてください
大きいですがスタッフサックに簡単に入りますよ
モンベル♯2と大きさ比較
あまり変わらないようにも見えますが…、モンベルのスタッフサックはあまり余裕なくパンパンです。
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各シュラフを私のお気に入りのKS ultralight gear KS 30カスタムにパッキングしてみると…
モンベル♯2をボトムにパッキングしましたが、キツキツで歪んでいます。サイドポケットにも圧迫しています。
トップキルトをボトムにパッキングしました。綺麗におさまります。上から他のギアを足してパッキングするとゆったりと圧縮されて隙間なくおさまります。
※別記事にあるダウンキルトも同じサイズのスタッフサックにしたので、おさまりいいですよ♪
デメリット(私個人による)
①適温12℃は寒いかも
個人差もごさいますが、寒がりな私には適温は15℃ぐらいかなと思いました。
装備や個人差によると思います。
②完全なブランケットにはならない
フットボックスがオープンになって完全ブランケットになれば嬉しい…
ですが、
重量増になりますし、この点はハイカー単体仕様として考えるとこの形がベストかもしれません。
③若干臭う
化繊特有の臭いを感じる時がある。使っていると気にならなくなります。
私にはかなりメリット高いウルトラライトギア、
化繊キルトの可能性を感じてみる価値ありですよ♪
※もうひとつ所持している化繊キルト(ブランケット)、サーマレストのプロトンブランケットの記事も書きました
2017年~2018年の冬にダウンキルトとの組合せテストをするの忘れたので、試さないとなァ
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パンチのきいた画像ですが、低価格で実物もイケてる(笑)オススメのダウンキルトですよ♪
ダウンキルト記事も掲載していますよ~
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