「ただの折りたたみ座布団でしょ」と思ったあなた!
それは…
ほとんど正解です!
“ほとんど”は
ナノテクノロジー新素材LIMPID
を使っている点が少し他の座布団と違うからです。
それでは
ナノテクシットマットとはどんな携帯折りたたみ座布団かといいますと…
MAGIC MOUTAIN
Nano Tech Sit Mat
マジックマウンテン
ナノテクシットマット
サイズ:展開時 38×31㎝
折りたたみ時 31×9.5×3.2㎝
重量:44g(本体)
※収納袋付(4つ折り時収納)
カラー:ネイビー、バーガンディ、キィウィグリーン
EVAポリウレタンフォームにポリエステルメッシュの表面材NANO EFECT LIMPID(リムピッド メッシュ)を施した4つ折り式のシットマットとなります。
リムピッドとは超微細な「シリカ」粒子と「シルバー」粒子を結合させたナノテクノロジー新素材で、シリカの脱臭性と抗カビ性とシルバーの抗菌性を合わせもつ特性があります。
→その特性により
・脱臭
・抗カビ
・抗菌性
を持ったわずか44gの折りたたみ座布団になるのです
<参照:マジックマウンテン公式カタログ>
もう10年ぐらい前にゲットしたギアですが、いまでもリムピッドメッシュの剥がれなどもなく目立つダメージもなく、本当に問題なく使えている。
それでは実物レビュー
公式38×31cm
実測38.5×31cm
めちゃくちゃ優秀
※0.5cm長いのは10年選手で潰れて拡がったのかな?
重量は…
収納袋なし(私もひは使っていません)で
本体実測35g!
そして、こちらがナノテクノロジーLIMPID!
細かい粒が特徴ですね
個人的にも質感は嫌いではなく寧ろ好印象ですが、汁系や粘着系の食品を落としたら掃除大変そうですね
裏側規則正しく丸の凹凸でブランドロゴもあります。
MAGIC MOUNTAINのロゴあり
平面に広げた状態で高さチェック!
正確ではないと思いますが、約1.1㎝でした!
薄いですが、いままで使ってきて何の不満もありません
造りやEVAポリウレタンフォームにリムピッド メッシュのコーティングの関係からでしょうか、軟らかすぎず適度な硬さもあり、私個人にとっては好みの硬さです。
外気温約0度前後のクフ タイベック シェルター(フロアレス)内で使用した際も地面からの冷えは感じませんでした。
ふわふわ系かつ厚みの安心感を求める方はサーマレストのZシートだと思います。
1折り畳んだ状態でも無駄ない薄さ
両端ずつ折りたたみ状態
2つあるので、比べてみました。
緑→表の状態
青→裏の状態
同じ4つ折りでも表側重ねの折りたたみ状態、裏側重ねの折りたたみ状態では雰囲気違いますね
表側重ねは見え方が本当に薄いですね♪
どちらにしても公式の4つ折り時の厚さは3.2㎝ですが、実測は正確ではないですが、3㎝以内になりました!
因みに4つ折り時の短辺の長さは実測9.5cmで公式と同じサイズでした!
緑→4つ折り時
青→展開時
つまり、それだけ薄いなかでもしっかり厚みを出す高さが出せていながらも、重なりの工夫で薄いコンパクトさも出すという相反する点を高バランスで実現しているように感じました!
座布団としての使い方はいままでの記事でも少し紹介しており、機能的に問題ないので、温暖時のテント泊や公園おでかけでのお昼寝での就寝マット想定の使い方をご紹介
パターン①
・インフレータブル枕との組み合わせ
インフレータブル枕(JR GEAR)+ナノテクシットマット×2
公園おでかけの際、フルメッシュシェルター内で子供とお昼ご飯食べる機会が多いのですが、息子と二人の場合はお昼御飯時にナノテクシットマットを座布団として2枚既に使用しているのでお昼御飯後にちょっと横になる場合に枕のみ足せば済む便利な組み合わせ。
→上半身のみ対応
公園おでかけでのちょっと横になる場合は上半身のみですが、枕とナノテクシットマット×2で十分です!
[関連記事]
・インフレータブル枕 JR GEAR
・公園おでかけにフルメッシュシェルター
パターン②
・OMM Duo Mat との組み合わせ
OMM Duo Mat+ナノテクシットマット×2
私の普段使いとテント泊登山(3シーズン)用ザック KS ultralight gearの KS packs 30の背面パッドに常に入っているこの3点だけで就寝マットになれば背面パッド兼就寝マットという一番の軽量化になります
[関連記事]
・KS Packs の背面パッドに!OMM Duo Mat
・KS ultralight gear 選択編
この3点の組み合わせの
仕組みは
枕部分と踵部分にナノテクシットマット
ボディにOMM Duo Mat
ここで枕部分のマットが低いと思えば
衣類を入れたスタッフサックをマットの上に持ってきて高さを出しつつスタッフサックがナノテクシットマットの上にあるため滑り落ちにくいかつ頭部冷気遮断も可能です。
また
下の写真のように
…面積は狭いんですがね。
※私個人的にはピロウXの記事のようにエアータイプの枕は合わないため、こちらのマット重ねの方が好きです
[関連記事]
・KlymitのPillow Xが…
パターン③
先程の枕部分を4つ折りに重ねた場合をパターン③とします
パターン②との違いは枕部分を4つ折り重ね!
もし下の娘が一緒ならこの方式で寝かせておけます
※実際、2019年4月の花見の時に少し近い組み合わせで娘を寝かせておきました。
ただし、いま2019年6月現在は寝返り&ハイハイ&つかまり立ちのオンパレードのため、完全に寝た時に安心して地面の冷えから守る“寝かせシステム”として機能します。
その時はDuo Matにナノテクシットマット1枚重ねて枕部分におけばよいサイズですね
一応100㎝(4歳時期の息子)ぐらいならDuo Mat+ナノテクシットマット×1で大丈夫です
[関連記事]
・Backpacking & Baby car 家族花見ギア
次にパターン④
KS Packs 30 + OMM Duo Mat + ナノテクシットマット×2の組み合わせ
枕部分は4つ折り重ねのままで、下半身をザック、上半身をDuo matで腰部分をナノテクシットマットを重ねる組み合わせ
パターン③から足のマットを腰に移動して、
腰部分の保温とクッション保護
下半身はザックの上に
もしくは
雨や湿度の状況による濡れ、または冷えから守るために下半身をザック内に突っ込む
という仕組み
まだまだパターンは沢山考えられますが、温暖時期で軽量を考えた際に、一番よさそうな使い方はパターン③か④だと思います。
※因みにこれらの組み合わせは温暖の時期と162㎝の私もひにハマる組み合わせですので、私より身長の高い方はさらなる工夫やギア追加を考えてくださいませ。
また小さい子供たちが大きくなり、私が遊んでもらえなくなったら、いろいろ試してレビュー致します。
…いつになることやら
次に
KS Packs 30での普段使いや登山での背面パッドや座布団としての収納方法
・普段使い&公園おでかけ編
背面パッドとしてパッドケース内に
OMM Duo Matとナノテクシットマット(両端折りたたみ)×2を入れて、硬さを出しつつ、背中に近い方にナノテクシットマットを入れて少しのやわらかフィット感が出るようにしています。
背面パッド用ケース内にぎゅうぎゅう詰め
ナノテクシットマットの長さ(Duo Matに対する短さ)が丁度腰のカーブを補う厚みで背中のフィットしています…多分
背負う状態で背面をチェックすると自然なカーブをつくりだしています
次に
・登山編
座布団としてナノテクシットマットを使うので背面パッドケース内はOMM Duo Matとナノテクシットマット1枚の組み合わせで
もうひとつはすぐ取り出せるように外付けします
小休憩時の座布団使用なので、ポイントはすぐに取り出せる外付けの位置になります
OMM Duo Mat
と
ナノテクシットマット1枚のみ
ここで外につける位置なんですが、私もひの個人的な好みとして、あまりマットを外付けしたくないのが理想です。
しかし、いちいちザック内から取り出すのも面倒ですので、結果的には外付けすることになります。
ただナノテクシットマットはZシートなどと違い、薄さがあるので外付けしても目立ちにくいほうかもしれません。
目立たない点を考えると、エバニューの8つ折りマットでコンパクトにしてサイドポケットかフロントポケットに入れるのが最良かもしれませんが、ナノテクシットマットのリムピッドの性能や見た目の質感、薄さに不満がないのですが、もしナノテクシットマットが使えなくなった場合や紛失した場合には第一候補になりそうです
※ナノテクシットマットを2018年の低山散策で紛失しかけたんですよねぇ
[関連記事]
・低山ギア考察
外付け位置のチェック
サイドポケット(ボトルポケット)に余裕です
サイドポケットは一番使いやすいです
サイドポケットどちらも使えない場合はトップ
薄さにより遠くからは分かりにくいかもしれませんが、近づいたら、しっかりマットの存在感ありますね
登山ではトップ位置でも使いやすいですよ
たまにトップ外付け位置で使うこともありますが、
さて実際に私が一番よく使う位置は
サイドポケット捩じ込みバージョンです!
ボトルがあるサイドポケットに捩じ込み!
ポケット奥まで捩じ込むことも可能ですが、マットの滑りにくい特性もあり、マットを少し入れただけでポケットに入ったボトルとの圧で固定されます。
ですので、少し捩じ込めばいいだけです!
ただ心配症の私はKS Packs 30に最初からついているサイドのコンプレッションコードに掛けることもします。
常にキツキツにコンプレッションしているわけではないので、マットを掛ける余裕のゆるみも計算に入れておけばマットの出し入れも楽です
※<ちょっと注目>
→小さなザックの簡易背面パッドに!
アタックザックやフレームレスバックパックの簡易背面パッドにもおすすめで中華アウトドアギアのNaturehike(ネイチャーハイク)の折りたたみULザックの背面パッドに私もひは使っています!
小さなフレームレスバックパックをお持ちの方やアタックザックご検討の方はよろしければ参考にしてみてくださいませ。
[関連記事]
・ボトルポケット付で98g!ULアタックザック
<まとめ>
背面パッドにはじまり、公園おでかけ、幼稚園行事(運動会や親子遠足での昼食時)、イベント観戦、登山での座布団、組み合わせ次第で枕や就寝マット
と幅広く活躍する子育てギア!
実測35gの軽さとコンパクトな薄さでもしっかり機能するナノテクシットマット
サイズや用途に合うかチェックしてみてください~
マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN) ナノテクシットマット ネイビー NV JW101
<リンク先:Amazon>
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